新潟・福島という良食味米産地が豪雨に見舞われました。
ただでさえ震災や原発影響で作付が減少している中、我が国最大のコメどころ新潟や、原発から距離があり、福島県の中でも作付が可能だった会津などを豪雨が直撃し、今後のコメ不足が心配されます。
このところ明けたはずの梅雨に逆戻りしたような天気図が続いていましたが、そこに暖かく湿った空気、上空の寒気という豪雨の二大条件が揃ってしまいました。
7月中~下旬に来襲した台風で、それまで強かった太平洋高気圧が後退したために梅雨前線が南下。静かになった南海上に、本体からちぎれたようなミニ太平洋高気圧が発達。その周りを廻るように南の海上の暖かく湿った空気がはるか中国や朝鮮半島、日本海を渡って北陸、南東北に乗り込んできました。
今後の日本の天気もたくさん心配なことがあります。
①まず、梅雨時のようにオホーツク海高気圧が発達しており、ここから冷涼な風、いわゆるヤマセが吹き始めており、東北太平洋側の悪天、低温。
②南海上の台風9号の動き。まだ中国方面に進むか、日本列島に直接近づくかわかりませんが、中国に進んだとしても、その後低気圧となって今回の豪雨のように北陸、東北に影響を与える可能性。
③この台風9号が台風6号と同じように太平洋高気圧を蹴散らしてしまうと、さらに梅雨への逆戻りが続くことになる可能性
などです。
これからイネは収穫量に最も大きな影響を与える出穂期に入って行きますが、悪天とならないよう祈るばかりです。

