2010年6月29日火曜日

ウンカ飛来予測


前回更新の通り、昨日(28日)から少なくとも30日くらいまで、中国大陸からの西南西の気流が継続する見込みですので、ウンカ類の飛来があるかもしれません。
防除所等の飛来情報に注意してみてください。
九州沖縄農業研究センターのM村先生から、ベトナムや中国で新しいウィルスを持ったセジロウンカが見つかり、被害が出始めているとの情報がありました。
飛来があった地域では早めの防除が必要です。
なお、現在各地で大雨に見舞われていますが、7月2日~5日頃までは一旦梅雨前線が弱まる見込みで、短い梅雨の中休みとなりそうです。

2010年6月27日日曜日

ウンカ飛来予測&3か月予報解説

一昨日ウンカの飛来予報を修正しましたが、今日の予報図を見ていると、28日~29日にかけて中国方面からの西南西の流線が解析されています。
しかしその後前線が一旦南海上まで下がる予報なので長続きはしないかもしれません。
この時期は太平洋高気圧の強弱で前線が上がったり下がったり忙しいので、天気含め予報が難しい時期です。

さて、24日に気象庁から向こう3カ月の長期予報が発表になりました。
内容は相変わらず8月頃の北日本の低温を予想していますが、だいぶトーンが変わってきています。
ひとつは、南米ペルー沖の海面水温状況がラニーニャ現象に転じている(ラニーニャの時は日本は暑い夏になる時が多い)こと、また以前から予想はされていましたが、今年はオホーツク海高気圧の発達が顕著でないことです。
唯一の北日本低温の根拠はインド洋の海面水温が高く、日本のはるか南海上の対流活動が相対的に弱いため太平洋高気圧の北への発達が弱いだろうという見方です。
いずれにせよ、現状は太平洋高気圧の張り出しが強く、全国的に気温が高く、この状態はしばらく続きそうです。
それより心配なのは前から指摘している大雨です。現状太平洋高気圧が強く、南からは暖湿気流が流れ込み、上空には断続的に寒気が入っています。大雨の降りやすい状況はしばらく続きそうですので、全国的に要注意です。

2010年6月25日金曜日

飛来予測修正

昨日次回ウンカ飛来予測を26日からとしました。
しかし、今回飛来のあった17日~22日頃の下層気流を分析したところ、中国南部から九州方面に一直線の西南西からの流線がありました。
次回26日頃からの気流はこれよりかなり南寄りで海上を吹いてくるため、飛来の可能性は低いと思われます。
現状西南西の気流になると予想されるのは6月30日~7月1日頃です。
前線の予想位置は日々変わるので、近くなったらまた情報アップします。

また昨日気象庁から3ヶ月予報が発表になっていますので、近々解説します。

2010年6月24日木曜日

次回ウンカ飛来予測



次回ウンカ飛来の条件が6月26日頃より揃いそうです。
左の図で、26日頃から太平洋高気圧の周囲を廻る東南アジア方面からの下層気流が認められます。
今回は太平洋高気圧が強まって梅雨前線が九州より北側にかかり、しばらく続きそうですので、本格的な飛来シーズンと言えそうです。
また26日~27日頃は再び上空に寒気が入ってきますので、大気の状態が不安定となり、特に西日本全域で大雨の恐れがあります。
北日本も一昨日から今日のように、西日本の大雨の後2~3日は雷、突風などの天気の急変に注意が必要です。

ウンカ飛来情報

勤務先の方よりウンカ飛来情報がありました。
またこれ以外に6月22日に鹿児島にコブノメイガ飛来の情報も寄せられています。

熊本県、長崎県、鹿児島県から下記の通りウンカ飛来の情報がありましたので転送します。セジロが主体ですがトビイロの飛来もあっているようです。
熊本県  熊本県合志市でトビイロの飛来を確認しました。  確定がとれたのは、6月20日の予察灯にトビイロ♀1頭です。  その他、6月17日~20日にかけて捕殺されたものを現在判別中です。  また、セジロが、6月17日~20日にネットトラップで♀29頭・♂34頭、予察灯で6月20日に♀22頭・♂14頭と捕殺が多い日が見られました。
長崎県  長崎県でもウンカの飛来があっております。  セジロは6月17~20日にかけて、トビイロは20日に予察灯(諫早市)で誘  殺を確認しました。  セジロ    6/17 予察灯 ♀14♂11    6/18 予察灯 ♀38♂28    6/19 予察灯 ♀20♂17    6/20 予察灯 ♀163♂122 ネット♂1  トビイロ    6/20 予察灯 ♀1♂3
鹿児島県  6月17日飛び立ちらしき飛来と思われる6月18日付で  トビイロウンカのトラップ捕殺を確認したので連絡します  大型吸引トラップ ♀ 2  でした。  第一外弁の基部に太い膨出.が認められておりトビイロ  ウンカと判別いたしました。

2010年6月19日土曜日

鹿児島でセジロウンカ飛来

鹿児島防除所で17日にセジロウンカ26頭の飛来が確認されています。また目が離せない季節がやってきました。

またここ数日は南九州や四国で大雨になったところがありましたが、次回は21日から22日頃の気圧の谷が要警戒です。
上空に強い寒気が入って来るので、西日本では大雨、23日から24日頃は北日本でも天気の急変に注意が必要です。

2010年6月16日水曜日

ウンカ飛来予測


18日頃から九州、四国辺りが梅雨前線の南側に入り、太平洋高気圧の外側を回る下層気流の流線が中国南部から直線的に入り、ウンカやコブノメイガが飛来しやすい条件になってきます。
防除所等の観測結果を注意してみてください。
ただこの時期、前線が近いと雨になり飛来できないことも多いので、本番はもう少し梅雨前線が北に上がってからということになります。
勤務先の海外営業の方の情報では、今年は全アジア的に低温傾向で、ベトナム、中国ともウンカの発生は少なかったようですが、薬剤抵抗性の害虫が増えていますので、飛来は少なくても注意が必要です。

2010年6月13日日曜日

サラダ菜

しばらくご無沙汰していましたが、サラダ菜は無事株になって週1くらいで食卓に上がっています。
間に四つ葉のクローバーを生かしたままにしてます。前の土からの生き残りです。

梅雨入り


予想通りに西から梅雨入りしてきました。
前回記載の通り、今年は上空を断続的に寒気が通過してゆく状況ですので、こういう時は雨量に注意です。
左の図を良く見ると、15日頃と20日頃に上空を寒気が通過してゆくのがわかります。寒気の通過時に梅雨前線がかかっている地域は大雨に注意してください。
太平洋に抜けた高気圧の勢力が強く、東北では南よりの風が吹いている関係で今のところ高温傾向です。
九州へのウンカ類の飛来は、中国方面からの気流が継続する日は少ないので当面なさそうです。

2010年6月4日金曜日

寒気の断続通過



一昨日から上空に寒気が入っていて、午後になると各地で雷雲が発生し、にわか雨になっています。
今日で一旦寒気は東に抜けますが、7日~10日にかけてと、13日頃から断続的に寒気が上空を通過してゆきます。
この時期は、日照があれば昼間は気温は上がりますが、高地や北日本では朝晩の気温低下、全国的に大気の状態が不安定で雷雨が起こりやすくなります。
この時期農作業で圃場に出られている方が多いと思いますが、入道雲が見えたら、落雷や突風、突然の雨に注意してください。
全国的に梅雨入りが遅れていますが、12日頃からやっと梅雨前線が北上の気配です。
今年は寒気が断続的に通過する傾向がありますので、梅雨前線が北上してくると、南からの湿った空気と上空の寒気で雨雲が発達し、大雨になりやすい状況です。沖縄で既にその傾向が出ています。本当に今年は低温と併せて目が離せません。