農水省が6月10日に異例のエルニーニョ発生見込みによる農作物の気象被害注意喚起情報を発表しました。
http://www.maff.go.jp/j/press/seisan/saigai/140610.html
これには
気象庁(6月10日14時発表)によるとエルニーニョ現象が発生する可能性が高くなっており、気象庁によれば、エルニーニョ現象発生時の夏(6~8月)の天候の特徴として、
○平均気温は、北日本、東日本及び西日本で低い傾向
○降水量は、北日本太平洋側と西日本日本海側で多い傾向
○日照時間は、北日本西日本大平洋側及び沖縄・奄美では少ない傾向
があるとされています。
と記載されています。
これを見てアレ?と…
気象庁が6月10日に発表したのはエルニーニョ監視速報の5月分だけですので、6月~8月の季節予報は5月23日発表のものが最新です。
http://www.jma.go.jp/jp/longfcst/pdf/pdf3/001.pdf
この中では平均気温が低いのも降水量が多いと予報されているのは北日本だけです。つまり誇大表示しています。
しかし季節予報にも解説がありますが、エルニーニョ発生年は全般に太平洋高気圧の北への張り出しが弱く、遅い傾向があります。梅雨明けの時期になってもいつまでも梅雨前線が張り付いて天気が安定しないのが特徴で、湿潤環境で発生しやすい病害、特に水稲のいもち病などには十分な注意が必要でしょう。
この1カ月ほど、上空では偏西風が異常に蛇行しており流れが止まってしまっています。一度気圧の尾根に入ると何日も晴れが続き暑くなりますが、谷に入ると毎日雨が降るという状態です。
現在尾根に入っている関東以西(北海道付近に停滞している寒気の影響を受けにわか雨は降りますが)も今週後半からは梅雨前線の北上を受け、梅雨らしい天気になってゆきそうです。
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